2000年に恐怖体験掲示板に現れた「くねくね」という都市伝説。
そもそも、くねくねとは
- 水田や川原など水辺で目撃される
- 見た目は「白」
- 人間の形をしているそうだが人間とはかけ離れた動きをしている(くねくねした動き)
- 何者かは誰も分からない
- 見た者は気が狂ってしまう ←これが一番怖い((+_+))
といった事が明らかになっています((+_+))
熊や猿とかに遭遇したら対処法あるからマシだけど、見るだけで気が狂うって一番防ぎようがない・・大人から見ても「ただただ怖い」しかありません!!!!
とは言っても、くねくねは「ネットで浮上した都市伝説」「創作話」といった噂もあります。(笑)
気になったので都市伝説大好きな娘のために「くねくね」についてリサーチしてみたら。
じつは「くねくね」は怖い話だけではない、もう一つの「家族愛」のお話があるようです。
今回、紹介する「くねくね」のお話は、昭和の時代に生きるある小学校5年生の男の子の物語。
「守りたかったのに、守れなかった」後悔の思念が形となった、切ない物語です。
今回は「くねくね」の都市伝説としてでなく、「こんな説もあるよ」という形で紹介したいと思います。
【くねくねの真相】ある兄妹の物語
時代は、とある昭和中期の夏休み。
ある山奥の田園地帯の田舎の老夫婦の家に、毎年滞在する小学生の兄妹がいました。
両親は町でお店をしていて忙しく、夏休みのあいだ兄妹は祖父母の家に預けられるのが両親と兄妹とのあいだの決まりでした。
町育ちの子供たちにとって田舎の生活はむしろ新鮮だったので、兄妹は親を恋しがる事なく、夏休みの田舎生活をとても楽しみにしていました。

裁縫や人形遊びお絵描きが大好きな妹と、活発的なお兄ちゃん。
両親がいないあいだ、お兄ちゃんは妹の「お母さん」代わりとなり、田舎ならではの森や田んぼ色んな所に連れていきました。
しかし、そんな兄妹の日々は「あの悲劇」によって終わりを迎えるのでした。
【くねくねの真相】兄と妹が夏休み、楽しみにしていた事
帰省中のある日、2人は夏休みの宿題「スケッチ」をしに森に出掛けました。
自然がいっぱいの山林では、絵に描けるような景色が沢山あり、それを絵にかくのは田舎生活の楽しみの一つでもありました。
妹は小さいながらも、観察力が強く、帰省しているときは、絵を10枚以上もの絵を描いていました。
お兄ちゃんは妹を連れてスケッチブックと色鉛筆を持ち、いつも森林や田んぼがある場所に出向いていましたが
いつもと違うものを描きたい、川の絵を描いてみたい!と妹が言ったため
兄妹は子どもながら、ある事を思いついてしまったのです。
それが悲劇の始まりになるとは、この時思いもしませんでした。
【くねくねの真相】妹に起きた悲劇

兄妹は、近づいてはいけないと言われていた川に近付き、川をスケッチすることでした。
祖父母の家がある村の中心には、立派な大きな川がありました。
そこは激流で川遊びや魚を取ったり出来るような川では無く「子供は絶対に近づくな」と言われる禁忌な場所だったのです。
2人とももう小学生。
自分たちはしっかりしている!という自身が出ていたのかも知れません、
「行くな」と言われれば行きたくなる、子どもらしい心理が働いてしまったのかもしれません。
自我が強くなってきていた年ごろの子供たちは、川を見るだけなら、川をスケッチするだけなら事故に遭う事はまずないだろう・・・と判断してしまったのです。
2人は、川から数メートル離れた岩場に座り、少し離れた場所から川を描くことにし、それぞれ絵を描く準備にとりかかりました。
お兄ちゃんはすぐに対象物を決め目の前の大きな岩を描く事にしました。妹は何を書こうか吟味、背伸びして川を見渡し考えていました。
景色に気を取られているうちに、妹の持っていた画用紙が手元を離れ、風に舞って飛んで行ってしまいました。
「あっ・・・」
という間の出来事でした。
何もかもが貴重だった昭和当時、紙類も大変高価でした。
それは、充実した夏休みを過ごせるよう両親が一生懸命働いて兄妹に買い与えてくれた、大事な大事な画用紙だったのです。
どうしても、あの画用紙を、大切なものを拾わないといけない。
妹は立ち上がり、画用紙が飛んだあたりを目指して岩場を進みました。
川の水面が、激しい流れをなして、目の前に広がっています。
画用紙が落ちていたのは、その川のギリギリ手前。
不幸中の幸いか、岩と岩の間に留まるようにして落ちていました。
これ以上近づくと危険だ。
妹はそう思いましたが、川に入らなければ大丈夫だと自分に言い聞かせ
画用紙にそっと近づこうと岩を踏みしめました。
なるべく水面に近づかないように、画用紙に手をせいいっぱいむけて伸ばしました。
しかし・・・その瞬間、妹が乗っていた岩が崩れてしまったのです。
岩を描くのに没頭してた兄が、その音で顔を上げた時には時すでに遅く
崩れた岩と、妹の背中が川面に消えていくところが見えました・・・・!!
「待って、今助けるから!」
兄は必死で、川の水面に埋もれ流れていく妹の背中を追いかけました。
あぜ道を転がるように走り、川岸から身を乗り出し、何度も、何度も手を伸ばしました。
しかし、走っても走っても、妹は遠く遠くへながされるばかり
。。・・妹は濁流の向こうへと消えていきました。
もともとそこは「危険な場所」
大人でも近づく人はおらず、枯れるほどに叫ぶ兄の声は誰の耳にも届かなかったのです。
【くねくねの真相】
やっと通り過がりの人に出会う事ができ、助けが来た時には。
救助隊の手によって助け出された時には
妹は息をしていませんでした。

大人でも溺れてしまう事があるような激流の川・・・
お兄ちゃんが、全力で妹を守ろうとしてくれた事は周囲にも伝わり。
周りの大人たちも、都会から飛んできた両親も、子供だった兄を責める事はありませんでした。
【くねくねの真相】兄妹が禁忌の場所に行った理由
兄が、妹を喜ばせたかったのには理由がありました。

兄妹の両親は、お店を経営していましたが、決して楽な生活ではありませんでした。
お父さんは、お店のものを仕入れに、朝早くから家を出でいてほとんど家におらず
お母さんは、お店の計算と、少し足りない生活費を捻出するため内職をしたり仕事に追われ
家族が、家族らしく過ごす時間は、殆ど無かったのです。
5年生だった兄は、親と過ごす時間がないのは慣れっこでしたが、妹の事は不憫だったのです。
子供である自分が、妹と両親の為に出来ることを考えに考えて、自分と一緒にいる時だけは、なるべく妹の気持ちを明るくしてあげる。
それが自分が妹のために出来る事だと感じていたのです。
妹が喜ぶ画用紙も、妹の為に兄が何日も頼んで頼んで、やっと買ってもらったものでした。

親からの愛情を十分に受けられないと感じていた、妹を笑顔にしたくて、妹の望みを叶えたくて川に連れて行ったのでした。
妹の命をなんとしてでも守りたかった。自分の命と引き換えにしてもいいくらいだった。
でも、それは
出来ることではありませんでした。
兄は、後悔の想いを胸に何年も胸に抱いたまま、数年後、流行の病で亡くなってしまいました。
【くねくねの真相】化け物になってでも守りたかった兄の決意
妹の魂は浄化されましたが
お兄ちゃんの魂は残ったまま、何年もの時が経ちました。
妹を助けたくても助けられなかったお兄ちゃんの深い後悔だけは、思念となって川周辺に残り
それは「白いくねくねとした影」という形として現れるようになりました。
くねくねは、祖父母との約束を破ってしまった自分へ、いたずら心を持ってしまった子供だった自分へ、その結果、妹を亡くしてしまった自分への、戒めの「形」だったのです。
誰も、自分たちみたいに、なりませんように。
誰も、自分たちみたいに、大切な人を、亡くしませんように。
川辺で無邪気に走り回る、現代の子ども達に
若者に、警告する、兄の魂のメッセージとして。

「くねくね」正体を知ると狂う理由とは
なぜ、くねくねを見た人は正気を失うと言われているのか。
それは、彼が何十年とたった一人で抱え続けてきた『妹への凄まじい後悔』と『誰かを絶対に死なせないという執念に近い愛』が、目があった瞬間に一時的に流れ込んでくるからです。
誰かを守りたいという、あまりに純粋で巨大なエネルギーが、悲しすぎる記憶とシンクロ(共鳴)してしまった結果、精神に影響をきたしてしまうのです。
人々が『発狂』と呼んだ現象の正体は、実は彼とのくねくねとの、『あまりに深い共鳴』だったのかもしれません。」
まとめ
くねくねの正体は、「最愛の妹を助けたかった」「誰にも命を落としてほしくない」ただそれだけでした。
自分たちのようになってほしくない、自分たちのような形で家族を失ってほしくない、川辺に近づく人を守る、一人の「お兄ちゃん」の魂だったのです。
「くねくね」は人を狂わせる化け物の話のように語られる事もありますが
実は、怖がらせてでも「川で命を落とす人を守りたかった」人の魂の物語だった。
このように、子供に話をしてみるのはどうでしょうか?
